問題解決実績 [CASE STUDY]

海上浮桟橋の防食仕様

溶射

お客さまの抱えておられた課題

お客さまの抱えておられた課題

某ボートレース場の浮桟橋の表面処理加工のご依頼がありました。

角パイプを組み合わせて桟橋を作り、上部に木材を並べるようです。

桟橋は水面に浮かべるために、厳しい腐食環境になります。

特にスプラッシュゾーンと呼ばれる水面境界部は、酸素と水が絶えず存在するために

腐食の速度も速い場合が多いです。

IMG_1997.JPG

このような形で問題解決いたしました。

このような形で問題解決いたしました。

IMG_2057.JPG

お客様のご指定により

外面部に亜鉛溶射、封孔処理を施工しました。

外から見える範囲は天板の木材に合うよう茶系の上塗塗装まで行いました。

溶射施工することにより、一般的な塗装仕様よりも長寿命でお使いいただけます。

また腐食の進行具合も、塗装仕様でよく発生する局所的に急激に腐食するのに比べて

溶射施工した構造物のほうが緩やかに腐食していくことが多いです。

ライフサイクルコストの低減、それから安全のためにも

厳しい腐食環境での鋼構造物の防食には溶射をおすすめいたします。

ありがとうございました。

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