(常温乾燥塗料に比べると皮膜が薄く、塗りムラは少なく美しいのが特徴です)
(有機溶剤を使用しないので低公害。皮膜硬度、強度が高く傷がつきにくい)
尼崎工場には大型の焼付乾燥炉があり、常温から230℃までの加温が可能です。
有効寸法も7,200W×4,250L×3,050Hと大型製品の焼付乾燥にも対応しており、
長い製品でも、7メートルまで焼付塗装することができます。
焼付塗装とは、高温の熱をかけることによって硬化する塗料を使用する塗装方法のことで、主に鉄・アルミニウム・ステンレス・真鍮・亜鉛などの金属に対して、塗装後に120℃~180℃ほどの熱を加えて焼付乾燥します。
一般的に焼付塗装する方が、硬度や耐薬品性に優れた製品となり、乾燥のムラも少なく、強固な塗膜が形成できます。また、焼付乾燥後、粗熱が取れればすぐにご使用できるなどのメリットもあります。
ただし、溶融亜鉛メッキ皮膜に焼付塗装を行なう場合には注意が必要です。
ブラストによる旧塗膜除去や下地処理後に粉体塗装を行なえます。