● 溶射
Posted on 2014.11.12
熱影響のある製品は溶融アルミニウムめっきなどを施すことが多いですが、
その場合施工部材の大きさが制限されることがあります。しかしアルミニウム溶射をすれば
大きさや場所に制限されることはありません。
ガスプラントの大型煙突の表面処理依頼がありました。
二重の構造になっていて外面のみの施工です。
このサイズになりますとめっき漕にも入らず、耐熱塗料よりも長寿命を
ということで、耐熱と防食のためにアルミニウム溶射を施工しました。
陸上輸送できるよう分割になっていますが
1部材10メートルほどです。
アルミニウム溶射する場合は下地のブラスト処理を入念に行います。
ブラスト後すぐに溶射施工します。
溶射の場合、部分施工が可能で熱による歪みもありません。
熱影響部には特にアルミニウム溶射が効果的です。
ありがとうございました。
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