Posted on 2015.09.16
長年お使いになられた圧力容器。
見た目にも腐食が進行しており、母材の状態を確認したいとのことでした。
圧力容器の腐食による母材の減肉は、見逃してしまうと思わぬ大事故につながる恐れがあります。
腐食は塗膜の下でも進行するので、確認される時はブラスト加工が最適です。
ブラスト加工を行うと錆や塗膜を完全に除去し、
母材を簡単に目視することができます。また板厚測定の容易です。
母材の状態が健全であればすぐに塗装を行うことで、さらに長年にわたって安心してお使いいただけます。
この圧力容器はブラスト後確認したところ
母材の状態も健全で問題なかったので、再塗装してお使いになられました。
安全とライフサイクルコストの低減にもつながりました。
また、輸送できない製品につきましては出張工事にてブラスト加工できる場合が
あります。長年お使いになっておられるタンクや圧力容器は
一度、母材の状態確認をおすすめします。
ありがとうございました。
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