問題解決実績 [CASE STUDY]

溶接後の(SUS材)焼け取りをレーザークリーニングで取ってみた

レーザ表面処理

こんにちは、新免鉄工所レーザー事業部です。
今回の事例は溶接後の焼け取りです、ステンレス製品です。
私はレーザーや抵抗溶接を使った薄板の溶接を長年(約22年)やっていますがそうですね昔は(今もあります)パルス溶接が主でパルスで溶接をすると溶接時間も短くワークに対して熱影響が出ない(急熱急冷)の為溶接焼けがほぼほぼありませんでしたが、液体や気体を漏らさないように溶接をするシーム溶接やCW溶接をすることがあり、パルスの点打ちではなく連続で溶接を行うため蓄積熱が発生し焼けが出てくるのです。
当然お客様の仕様等ですが、焼けを取ってほしいというご依頼もあるのです。
私が行っている溶接は溶材を足さないのであまり溶接ビートが凸凹しないので、サンダーでバリバリと削ることもなくただ焼けを取ればきれいに仕上がります。
焼け取りには薬品やバフなどいろいろとおりますが、やはりレーザークリーニングを活用します、一例ですが写真を添付いたします。

焼け取り.JPG

黒っぽく焼けた個所がきれいに取れました。

レーザークリーニングでは、今回ご紹介した溶接焼けや塗膜剥離・サビ落としにも活用できます
YouTubeで【新免鉄工所レーザー事業部】と検索していただくといろんな動画を挙げていますのでお時間があればご覧いただけたらと思います

これ出来るかな?というものがありましたら、是非お問い合わせよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
平永 宏二
新免鉄工所レーザー事業部:平永 宏二

新免鉄工所レーザ事業部の平永です。
私は薄板のレーザ溶接・抵抗溶接の経験20年以上、いろんな量産案件・開発案件に携わってきました。現在は、溶接に加えて"表面処理"でのレーザの可能性を探りテストを行っています。

また、お客様対応として『溶接後の溶接焼けを取りたい』『金型のサビを落としたい』出張施工として『設備のメンテでサビ、油汚れ、ペンキの剥離をしたい』などなど、他にも『これ出来るかな?』と思ったらお気軽にご相談ください。

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