問題解決実績 [CASE STUDY]

酸化被膜の除去

レーザ表面処理

はい、こんにちは

新免鉄工所 レーザー事業部の 平永 です。

今回は、ステンレス鋼(SUS310S)の酸化被膜の除去です
宜しくお願いします。

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酸化被膜ですよね、よくあるお話しです。
私はもともとレーザー・抵抗溶接を使った精密溶接がメイン
ですので、アルミの溶接も良くあります。(今もやってます)

アルミはレーザ―ではなかなかですよね、酸化被膜が邪魔をして
なのでレーザークリーニングで初めに被膜の除去をしてから
溶接をしたりもしてます。

今回はステンレス鋼、実はステンレス鋼の被膜の除去は初めてです
そもそも、酸化被膜の除去ができるのかと言えば
可能なんですが、処理時間がかかってしまいます。

時間がかかるということは、それだけレーザーの熱が蓄積(入熱)
され、また再度被膜が形成されてしまいます、ステンレスなので
熱がこもりより温度上昇するかもです。

中 .JPG

私は、大阪大学接合科学研究所へよく行きますので、その辺もいろいろと
実験できればなと思います。

今回テストを行ったものは、大体3~4往復で処理は出来ていると思います
今後もいろいろテストを行い、ブログの方も更新していきますので
よろしくお願いいたします

後 .JPG

今回のテストの様子が動画で見れますので良ければご視聴ください。

YouTube:新免鉄工所レーザー事業部で検索 か
      他にもいろんな動画があります。

今回の動画は、酸化被膜の除去

  です。

この記事を書いた人
平永 宏二
新免鉄工所レーザー事業部:平永 宏二

新免鉄工所レーザ事業部の平永です。
私は薄板のレーザ溶接・抵抗溶接の経験20年以上、いろんな量産案件・開発案件に携わってきました。現在は、溶接に加えて"表面処理"でのレーザの可能性を探りテストを行っています。

また、お客様対応として『溶接後の溶接焼けを取りたい』『金型のサビを落としたい』出張施工として『設備のメンテでサビ、油汚れ、ペンキの剥離をしたい』などなど、他にも『これ出来るかな?』と思ったらお気軽にご相談ください。

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